日本組織移植学会 Since : 2001.10.27
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設立趣旨



Japanese Society of Tissue Transplantation


  理事長挨拶
 
理事長
島崎 修次

杏林大学
医学部付属病院
 

2010年8月よりこの日本組織移植学会の理事長に就任しました、島崎修次です。北村惣一郎前理事長より、引き継ぎました本学会の学術面のみならず社会的責務の重要性を考えますと、あらためて身の引き締まる思いであります。

本学会は、2001年の設立から一貫して、組織移植に関わる医学的ならびに社会的研究とシステム構築を行い、我が国の組織移植の進歩・発展に寄与してまいりました。
この10年間を振り返りますと、臓器移植法では触れられていない、組織提供のありかたや組織移植についてのルール作り、ガイドライン、あるいは倫理的諸問題について広く社会に向けて発信してまいりました。

さらに2003年には、コーディネーター育成のため、組織バンク認定コーディネータ−制度を立ち上げました。同時に品質管理、透明性の高いバンクの運営を示した、組織バンク運営基準を提示するとともに認定組織制度を構築しました。特筆すべきはこの制度の導入により8バンクが認定され、心臓弁や骨組織などに関わる高度先進医療を大きくあと押しした事であります。今後この認定バンクは日本組織移植学会の根幹をなす事業となっていくと思われます。

しかしながら学会としてこのような重要な活動にもかかわらず、本邦に組織移植を取り巻く環境は経済的側面を含め極めて厳しいものがあります。まさに組織バンクの存亡に関わる問題です。

駆け足で発展してきました日本組織移植学会ですが、他にも問題は山積しています。たとえば、家族の承諾で臓器提供が可能となりました。その点では組織移植と変わりえなくなった改正臓器移植法との関わり方や、被虐待児の問題もあります。これらは組織移植コーディネーションの在り方にも影響してくる可能性があります。

また提供された組織の研究・研修への転用についてです。この問題を解決するために、組織適正利用委員会が立ちあげられました。さらに組織移植学会では、ヒト組織の移植のみではなく、その対象を細胞・組織工学、材料工学、遺伝子工学分野とも連携を図っていかなければなりません。

今後、組織移植学会が中心となって、我が国の組織移植医療を健全に進めるためにも、各界の英知を結集し、活動していきたいと考えています。日本組織移植学会の更なる発展のため皆様の御協力よろしくお願い致します。

平成22年9月   理事長 島崎修次



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