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臓器移植等におけるウエストナイルウイルスについての当面の対応
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国内のドナー |
国外のドナー |
| 臓器移植 |
危険対象地域からの帰国後3週間以内の者についてはPCR検査にて陽性とならないことを確認 |
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角膜・強膜
移植 |
危険対象地域から帰国後3週間以内の者については問診の結果を踏まえて移植の可否を判断する |
危険対象地域のバンク等から提供を受ける際は、当該バンクに問診の強化を依頼し、その結果を踏まえて移植の可否を判断する |
- 当面の間、米国等のウエストナイルウイルス危険対象地域から帰国後3週間以内の者が臓器(眼球を除く)のドナー候補者となった場合、PCR検査を行い、当該ドナーがウエストナイルウイルス陽性でないことを確認する。
- PCR検査については、ウエストナイルウイルスが移植検査センター等に検査を依頼する。
- 検査にて陽性となった場合の移植は禁止とする。
- 検査にて陽性とならなかった場合でも、ウエストナイルウイルス感染の危険性は極めて低いが、リスクが全くないわけではないことのインフォームド・コンセントを行う。
- 角膜・強膜移植については以下の理由により、PCR検査を行わず、ドナーに対して提供前3週間の海外渡航歴を確認し、米国等のウエストナイルウイルス危険対象地域への渡航歴のある者については問診の結果を踏まえて移植の可否を判断する。
- ウエストナイルウイルス感染重症化の要因としては免疫力との関係が考えられているが、角膜・強膜移植については一般的に免疫抑制剤を使用しない。
- これまで角膜・強膜移植を介したウエストナイルウイルスの感染が疑われる事例は報告されていない。
- 移植用角膜・強膜は冷蔵保存されており、その期間により感染性が低下する。
- ウエストナイルウイルス感染の臓器特異性は分かっていないが、角膜・強膜についてはウイルス感染の可能性が極めて低いことが予想される(ただし科学的な証明がなされているものではない)。
- 米国では上記の理由から、現在ウエストナイルウイルスの検査は行われていない。
- 角膜・強膜移植でも、ウエストナイルウイルス感染の危険性は極めて低いが、リスクが全くないわけではないことのインフォームド・コンセントを行う。
* なお、生体移植及び皮膚・心臓弁・骨等の組織移植についても、死体移植と同様の対応とすること。

以上が通達であるが、組織移植に関しては、上記 II に該当するものであり、これに従うこととする。 |